「見る」ということは、眼球の働きだけではなく、眼球がとらえた映像が脳を刺激し、脳が判断、解釈して「見える」わけですね。
つまり、眼と脳の共同作業なのです。
従来の一般の視力検査では静止しているものをみる「眼球視力」を測っています。
しかし、私たちが生活する上では静止している物を見ることより、むしろ動いている物を見て、運転やスポーツなどをしますよね。
それには、焦点調節力、動体視力などの様々な視機能が働きます。
これらの視機能は、脳の記憶力、集中力、想像力の3つがおもに働く「脳内視力」によって行われています。
眼球視力とともに、この脳内視力を高めることが視力回復の鍵と言ってもいいでしょう。
アメリカの最新療法では、この脳内視力を総合的に鍛えるトレーニングをする「ビジョン・セラピー」を取り入れています。
これは、楽しみながら誰でも簡単にできるトレーニングです。
このトレーニングで脳を活性化させれば、眼力の回復も夢ではなくなりますね。
トレーニングを見る